高校生の漫画日本一を決める第31回全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)で、栃木女子高チームが堂々の2位に輝いた。「強豪県」と言われる本県勢の面目躍如。緊張感に包まれながらも、自分たちらしい作品づくりを心掛けたというメンバーたちは「いい報告ができてうれしかった」と喜びを語った。
大会本選は7月30、31の両日、高知市内で開かれた。国内外から179校の応募があり、本選出場は30校。新型コロナウイルスの影響で一昨年は中止、昨年はオンラインだったため、3年ぶりの現地開催となった。
同校メンバーは2年の冨岡礼(とみおかれい)さん、前原優希(まえはらゆき)さん、田口日和子(たぐちひなこ)さんと、1年の小林瑞歩(こばやしみずほ)さん、橋本果子(はしもとかこ)さんの5人で、いずれも美術部員。
本選初日の第1次競技で各校は、会場内に設けられたブースで制作に当たった。昨年に続いて出場したリーダーの冨岡さんは「昨年は学校から参加したのであまり緊張しなかった。今年は上手な絵を描く他校の生徒たちを間近で見て圧倒され、それが緊張にもつながった」と話す。
残り:約 484文字/全文:975文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする