トトラを車載器にかざして地域内交通「よこかわいきいき号」を利用する橋本さん

 【宇都宮】市独自の地域連携ICカード「totora(トトラ)」を使った乗り継ぎ割引制度が今月、市内で始まった。地域内交通と路線バスを組み合わせると、市内のどこから乗っても500円以内での移動が可能となった。

 割引制度は、昨年6月に導入した路線バスの上限運賃制度に続く第2弾。トトラを使い、地域内交通と路線バス運賃を組み合わせると、2乗車目が自動で200円割引きになる。最も値段のかかる路線でも500円以下で利用できる。

 川田町、主婦橋本千恵(はしもとちえ)さん(80)は3日、早速東武宇都宮百貨店への買い物時に利用した。