サルスベリに取り付けられた大わらじ

サルスベリに取り付けられた大わらじ

 日光市芹沼の芹沼交差点にあるサルスベリの木に、今年も地元住民が手作りした厄よけの大わらじが掲げられた。

 わらじは長さ約1メートル、幅約50センチ。大男がいると暗示して集落に掲げ、無病息災を願う伝統の行事。芹沼自治会が8月下旬、地元の浅間神社と同交差点に一つずつ飾った。

 毎年夏に新しいわらじに交換される。同自治会の川村耕一(かわむらこういち)会長(64)は「古くからの伝統なので、今後も続けていきたい」と話している。