【野木】身近な材料で作ったおもちゃを展示する「エコ楽おもちゃ350展」が22日、友沼の町ボランティア支援センター「きらり館」で始まった。レクリエーションインストラクターの田部井一男(たべいかずお)さん(74)=野木=が作ったおもちゃ350点以上がずらりと並んでいる。10月2日まで。
きらり館でのおもちゃ展示は3年ぶり3回目。前回の展示内容に約140点を追加した。スナック菓子の箱でできた車や、紙コップを切って花火を表現したおもちゃ、段ボール素材の甲冑(かっちゅう)など魅力的な作品が並ぶ。
田部井さんは約16年前から、ストローや牛乳パック、トイレットペーパーの芯などを材料におもちゃを作り続ける。作る楽しさを知ってもらおうと、保育園などで「エコ楽おもちゃ」の普及活動に努めている。
「子どもたちの喜ぶ姿が見たくて、暇さえあれば作っている」と田部井さん。「楽しんで見ていただき、興味を持ったら作ることにも挑戦してほしい」と話す。
午前9時〜午後4時。26日休館。入場無料。一部おもちゃの無料配布もしている。