イノシシなどによる農作物被害が深刻化する中、県内の「わな猟」の狩猟免許登録者は2021年度、1386人となり、現在の免許区分となった07年度の約2・6倍に増加したことが25日までに、県のまとめで分かった。3年連続で最多を更新した。厳格な審査や管理が求められる「銃猟」に比べ手軽に始めやすいことが免許取得を後押ししている。有効なイノシシ対策の一つでもあり農作物被害の軽減が期待されている。
イノシシやシカなどを捕獲するためのわな猟には「箱わな」や「くくりわな」といった種類がある。年によって増減はあるものの、07年以降は年に100~300人程度が免許を取得。これに伴い、実際に猟をする際に必要となる県への登録も伸びている。
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