2~5日に千葉市で行われる「いちご一会とちぎ国体」のセーリング競技で、少年男子レーザーラジアル級に文星芸大付属高3年伊藤良寛(いとうりょうかん)(17)=那須塩原市=が挑む。高校生セーラーの国体出場は久しぶりとあって関係者の期待が高まる中、「国体は夢の舞台。全レースを走り切る」と意欲を燃やす。海なし県にはなじみのない競技だが「栃木県民にセーリングを知ってもらう機会になれば」と話す。
秋晴れが広がった28日、国体会場となる千葉市の稲毛ヨットハーバー。伊藤は慣れた手つきでヨットを動かし、練習の準備を始めた。競技を始めたのはわずか2年前だが「小さい舟と小さい帆で、大海原のどこにでも行ける」と日焼けした顔で魅力を語る。
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