第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」の総合開会式が1日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで行われた。午後5時近くまで約4時間にわたった式では、華やかな式典演技の演者が選手たちを見送った。
大会実行委の発表によると、開会式には選手団1646人、観覧者7302人、大会関係者8914人の計1万7862人が参加した。
五輪の聖火に当たる炬火は、会場で1980年の栃の葉国体出場選手2人から陸上の赤羽有紀子(あかばゆきこ)ら著名アスリート3人につないだ。最終走者は、バドミントンの遠藤美羽(えんどうみはね)(作新学院高2年)と馬術の広田大和(ひろたやまと)(黒磯高2年)が担い、炬火台に点火した。
選手代表宣誓は、スポーツクライミングの楢崎智亜(ならさきともあ)とホッケーの狐塚美樹(こづかみき)が務めた。
競技2日目の2日は、15の正式競技で熱戦が展開される。