リカジョ育成賞グランプリを受賞した小山高専の柴田教授(右)と高屋准教授

 女子児童・生徒の理科への興味関心を高める活動を顕彰する日産財団の第5回リカジョ育成賞で、小山高専がこのほど、最高位のグランプリを受賞した。リケジョ(理系女子)の裾野拡大を狙い、興味の度合いに応じた三つのアプローチで展開するプロジェクトが高く評価された。

 リカジョはリケジョの卵となる理科好き女子を指す。同財団は科学技術分野でのイノベーションには女性の進出が不可欠で早期育成が重要として、同賞を運営。今回は高校や団体などから26件の応募があった。