栃木県を挙げた「いちご一会とちぎ国体」では、延べ7千人以上の県民らがボランティアとして参加するほか、中高生らの競技補助員が各競技の運営を下支えしている。「歴史的なイベントを経験できてうれしい」「訪れる人に県の魅力を知ってほしい」と、子どもから高齢者までが各会場で汗を流している。
8日午後、本県のグルメなどを楽しめる県総合運動公園「いちご一会広場」の一般入場ゲート。来場者が列をつくる中、本国体で最年少ボランティアの宇都宮市鬼怒中1年今野優亜(こんのゆあ)さん(12)は、真剣な表情で一人一人を検温していた。
姉の沙優(さや)さん(17)に誘われてボランティアに申し込んだ。初参加の同日は午前8時から午後5時まで、検温や手指消毒の案内、人数確認に当たった。今野さんは「想像よりたくさんの人が来て驚いた。忙しくて大変だけど面白い」とはにかむ。
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