第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」第9日は9日、宇都宮市のユウケイ武道館ほかで18競技を行い、栃木県は柔道成年男子、銃剣道少年男子がともに初優勝を飾った。馬術は少年自由演技馬場馬術の渡辺心(わたなべしん)(鍋掛牧場)が同種目で県勢初の優勝。同成年女子トップスコアは、増山久佳(ましやまひさか)(小山乗馬クラブ)が前回の2019年茨城国体に続き連覇を達成した。
試合終了が近づくにつれて大きくなった拍手は、ブザーの瞬間、スタンディングオベーションに変わった。
柔道成年男子決勝の栃木県は大将北野裕一(きたのゆういち)(アドヴィックス)が渋く僅差での優勢負けでしのぎ、実業団の強豪・旭化成の宮崎に1-1で内容勝ち。長年の強化、そして全選手の執念が、1980年栃の葉国体の準優勝を上回る初優勝となって実った。
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