寛仁(ともひと)親王妃信子(のぶこ)さまは9日、「いちご一会とちぎ国体」と地方事情視察のため来県された。宇都宮市で柔道、佐野市でバレーボールを観戦し、栃木市岩舟町下津原のとちぎ花センターを視察した。本県には10日まで滞在する。
9日午後に佐野市戸奈良町のDAIKYOアリーナ佐野を訪れ、バレーボール成年男子の準決勝を、日本バレーボール協会の村上成司(むらかみせいじ)事務局長の説明を受けながら観戦した。村上事務局長によると、信子さまは選手のプレーに拍手を送り、「ボールをつなぐチームスポーツならではの感動をいただいた」と話していたという。
バレーボール観戦前は、宇都宮市西川田4丁目のユウケイ武道館で柔道を観戦。その後、とちぎ花センターに移動し、ロイヤルローズコーナーでバラなどを視察した。10日は小山市内でウエイトリフティングを観戦するほか、益子陶芸美術館を視察する予定。