【那須】地元で盛んな酪農を学んでもらおうと、学びの森小は13日、同校で子牛の入学式を行った。12月中旬まで同校で育てる。
牛の飼育は総合的な学習の時間の一環として2019年に始まった。学区内にある「森林ノ牧場」からジャージー牛の子牛を受け入れ、5年生が約2カ月間飼育する。今年受け入れたのは6月生まれの雌で、「ジャスミン」と名付けられた。
入学式では5年生13人が軽トラックで運ばれてきた子牛を歓迎し、校庭の一角にある柵の中に入れた。同牧場のスタッフから世話の仕方を習い、餌やりや小屋の掃除などに挑戦した。
伊藤雄誠(いとうゆうせい)君(10)は「目がくりくりでかわいい。一緒に散歩するのが楽しみ。病気にならないようにしっかり育てたい」と笑顔だった。