県内のマイナンバーカードの取得率は9月末時点で45・8%にとどまり、全国平均(49・0%)を下回ることが19日までの総務省のまとめで分かった。全国順位は38位と低迷している。政府が市町村ごとに取得率を公表し、普及状況に応じて地方交付税やデジタル関連交付金の配分額に差をつける方針を打ち出したこともあり、県内自治体は取得促進策に奔走している。一方、マイナカードを巡る政府の対応に対しては、識者から疑問の声も上がる。
同省によると、県内25市町の取得率は33・7〜49・2%。全国平均を上回ったのは小山市(49・2%)のみだった。
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