希望する仕事に就くために必要な技術や知識の習得を支援する「ハロートレーニング(公的職業訓練)」をPRしようと、栃木労働局は21日、宇都宮市若草1丁目のポリテクセンター栃木で、ラッピングバスの出発式を行った。緑色の車体に「受講料無料の職業訓練 ハロートレーニング」などとうたったバスを22日から同市中心部で走らせる。
ハロートレーニングは情報技術(IT)、建設・製造、住宅リフォームなどのコースがあり、ポリテクセンター栃木などで実施している。離職者の訓練期間は約2〜6カ月。受講無料。
制度の認知度を高め、受講者の増加につなげようと初めてラッピングバスを企画した。運行は来年3月末まで。
出発式で同局の藤浪竜哉(ふじなみたつや)局長は「多くの人の目に触れるバスにに走ってもらい、制度を広く知ってもらいたい」と話した。