【大田原】2年前に閉店した紫塚1丁目の老舗喫茶店「珈琲(コーヒー)専科 茶羅(ちゃら)」が1日、障害者が働く「ヒカリノカフェ」の茶羅店としてオープンした。
茶羅店は中田原の社会福祉法人エルム福祉会が運営。同法人の職員3人と利用者2人が働く。系列店の蜂巣小珈琲店の各種コーヒー、トーストなどの軽食、2年前までの茶羅からレシピを受け継いだ自家製チーズケーキを提供する。
この日は、かつての店のファンらが駆けつけ、往年の味や店内の雰囲気を楽しんだ。一番乗りした佐久山、加藤周一(かとうしゅういち)さん(72)は「落ち着いた雰囲気でゆったりできる店は他にあまりない」と復活を喜んだ。
ヒカリノカフェのゼネラルマネジャー川上聖子(かわかみしょうこ)さん(58)は「徐々にメニューを増やし、居心地の良い空間にしていきたい」と話している。
午前11時半~午後5時(ラストオーダー4時半)。日、月曜定休。(問)茶羅店0287・23・1979。