佐野市役所

 佐野市は2日の定例記者会見で、市内の主要幹線道路上に10基の街頭防犯カメラを設置することを明らかにした。今年1月に市と佐野署が締結した「市安全で安心なまちづくりに関する協定」に基づいた施策で、市外からの犯罪者流入の抑止や逃走する犯罪者の追跡などを目的としている。

 来年2月末を目途に運用を開始する方針で、金子裕(かねこゆたか)市長は「市内の犯罪発生件数は減少傾向だが、市民がより安心感を持って過ごせるようにしたい」と話した。