「牛のうんち」で森林破壊を止めよう-。地球環境問題に取り組む佐野市のNPO法人「エコロジーオンライン(EOL)」は、支援を続けているアフリカ・マダガスカルで、バイオガス装置の普及に取り組んでいる。牛のふんを発酵させたメタンガスを生活に用い、木炭やまきの使用量を減らす。新型コロナウイルス禍で活動が足踏みする中、国際協力機構(JICA)の現地海外協力隊員とタッグを組み、草の根の「持続可能な開発目標(SDGs)」を実践する。
EOLなどによると、マダガスカルでは森林消失が急激に進む。焼き畑農業や、調理用の木炭、まき生産のための森林伐採が大きな要因とされる。炊事中の一酸化炭素中毒で子どもの死亡も相次いでいるという。
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