全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)県予選最終日は5日、ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)で男女の決勝を行い、女子は矢板中央が悲願の初優勝。男子は宇都宮工が3年連続12度目の頂点に立った。
女子の矢板中央は78-58で白鴎大足利に快勝した。20-20で迎えた第2クオーター(Q)で失点をわずか5点に抑えてリズムをつかむと、速攻から西山歩(にしやまあゆみ)主将らがゴールを重ねて37-25。第3Q以降も危なげない内容で勝ち切った。チーム最長身の上岡(かみおか)こころが3点シュートを2本決めるなどチーム最多22得点の活躍を見せた。
男子の宇都宮工は文星芸大付を92-65で圧倒。開始からの8分半で18-0と抜群の立ち上がりを見せ、第2Qも石川晃希(いしかわこうき)のゴール下などでリードを拡大。後半も石岡薫(いしおかかおる)らのシュートで着実に加点し、第3Q終了時点で68-33と早々に試合を決めた。
両校は12月23日に東京体育館ほかで開幕する全国大会に出場する。
守り修正、速攻も機能 矢板中央
乱れ飛ぶ黄色と白の紙テープ。笑顔の胴上げ。初の栄光を勝ち取った矢板中央の選手たちの歓喜が爆発した。「ずっと悔しい思いをしてきて、絶対勝ちたかった」。西山歩(にしやまあゆみ)主将が部員全員の思いを代弁した。
残り:約 471文字/全文:1061文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする