第4Q8分、矢板中央の上岡(中央)がゴール下のシュートを決める=ブレックスアリーナ宇都宮

第2クオーター7分、ドリブルでゴールに迫る宇工の石川=ブレックスアリーナ

第2クオーター8分、宇工の石岡(右から2人目)は千村監督(左から2人目)の指示を受け文星付の高橋智(中央)を激しくマーク=ブレックスアリーナ

第1クオーター8分、宇工の石川(中央)が相手のマークをかわしシュートを放つ=ブレックスアリーナ

第4Q8分、矢板中央の上岡(中央)がゴール下のシュートを決める=ブレックスアリーナ宇都宮 第2クオーター7分、ドリブルでゴールに迫る宇工の石川=ブレックスアリーナ 第2クオーター8分、宇工の石岡(右から2人目)は千村監督(左から2人目)の指示を受け文星付の高橋智(中央)を激しくマーク=ブレックスアリーナ 第1クオーター8分、宇工の石川(中央)が相手のマークをかわしシュートを放つ=ブレックスアリーナ

 全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)県予選最終日は5日、ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)で男女の決勝を行い、女子は矢板中央が悲願の初優勝。男子は宇都宮工が3年連続12度目の頂点に立った。

 女子の矢板中央は78-58で白鴎大足利に快勝した。20-20で迎えた第2クオーター(Q)で失点をわずか5点に抑えてリズムをつかむと、速攻から西山歩(にしやまあゆみ)主将らがゴールを重ねて37-25。第3Q以降も危なげない内容で勝ち切った。チーム最長身の上岡(かみおか)こころが3点シュートを2本決めるなどチーム最多22得点の活躍を見せた。

 男子の宇都宮工は文星芸大付を92-65で圧倒。開始からの8分半で18-0と抜群の立ち上がりを見せ、第2Qも石川晃希(いしかわこうき)のゴール下などでリードを拡大。後半も石岡薫(いしおかかおる)らのシュートで着実に加点し、第3Q終了時点で68-33と早々に試合を決めた。

 両校は12月23日に東京体育館ほかで開幕する全国大会に出場する。

守り修正、速攻も機能 矢板中央

 乱れ飛ぶ黄色と白の紙テープ。笑顔の胴上げ。初の栄光を勝ち取った矢板中央の選手たちの歓喜が爆発した。「ずっと悔しい思いをしてきて、絶対勝ちたかった」。西山歩(にしやまあゆみ)主将が部員全員の思いを代弁した。