スマホ上の専用アプリと靴に装着する振動装置を使い、視覚障害者の歩行を支援するナビゲーションシステム

 ホンダの社内公募を機に生まれたベンチャー企業Ashirase(アシラセ、宇都宮市元今泉2丁目、千野歩(ちのわたる)社長)は、視覚障害者向けの歩行ナビゲーションシステムを開発した。スマホ用アプリと靴に装着した機器を連動させて道案内する新たなシステムで、2023年1月に販売開始を予定する。千野社長は「視覚障害者にとって価値があるということが重要。販売後も利用者の声を聞きながら、よりよいシステムにしていきたい」と話している。

 同システムは専用アプリと、連動する装置を靴に装着し、アプリ上の道順に沿って進行方向を振動で伝達することができる。