SO戦で初優勝を決め、歓喜の輪をつくるGSKの選手たち

 ホッケーの全日本選手権最終日は20日、東京都の大井ホッケー競技場で男女の決勝が行われ、男子はリーベ栃木(社会人2位)が2-1で立命大(学生2位)を退けて頂点に立った。女子はグラクソ・スミスクライン(GSK)=社会人3位=が1-1からシュートアウト(SO)戦の末にコカ・コーラ(社会人2位)を下し栄冠を手にした。男女とも栃木県勢の優勝は初めて。

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 SO戦5人目、DF加藤夏美(かとうなつみ)主将のシュートが悲願の初優勝を決めた。せきを切ったように駆け出すGSKの選手たち。「実感がない」「信じられない」。笑顔と涙の交錯した歓喜の瞬間だった。