観光農園を運営するいちごの里ファーム(栃木県小山市大川島、小黒弘征(おぐろひろゆき)社長)は26日、本社農園内にチョコレート専門店「QUINZE 15 CHOCO(カーンズ チョコ)」をオープンする。カフェを併設し、農園で収穫した新鮮なイチゴを使用したスイーツを提供する。オープンに先立ち22日、報道陣向けにお披露目会を開いた。
同社は2019年11月、同所にレストランをオープンしたが、新型コロナウイルスの影響で客足が伸び悩んだ。打開策を模索する中、イチゴと相性の良いチョコレートに着目し、レストランの建物に開店した。
新店舗は木造平屋、延べ床面積は約200平方メートル。自家製クッキーにチョコレートを挟み、イチゴなどをトッピングした「ショコラサンド」(1個360円)などを販売する。カフェ(52席)では新鮮なイチゴや季節のフルーツをチョコレートで包み、熱したブランデーをかけて食べる「カーンズショコラスフィア」(1650円)などのスイーツや飲み物を提供する。
小黒社長は「スイーツに特化した店舗運営で収益力の向上につなげたい」と話した。営業時間は午前10時(12月から5月までは午前9時)~午後6時。不定休。(問)同店0285・39・6155。