県内上場企業15社の2022年8、9月中間決算が22日までに出そろった。前期と比較できる13社のうち11社が増収となり、経常損益ベースで見ると、増益は7社、減益(赤字、赤字化含む)が6社だった。需要回復や商品力強化で業績を伸ばした社がある一方、製造業を中心に原材料費やエネルギー価格の高騰により利益が圧迫された社も目立った。
増収増益(経常損益ベース)の7社のうち、デクセリアルズは円安による為替差益に加え、高価格帯向けの製品が業績をけん引した。東京鉄鋼は主力の棒鋼製品の出荷量が増加。製品価格と原材料価格との差が広がるなどし、経常利益は前年同期の8・8倍だった。足利銀行は金融派生商品の販売が好調だった。
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