総務省と栃木県選挙管理委員会は25日、2021年分の政治資金収支報告書を公表した。衆参の元職2人を含む本県関係国会議員12人のうち、収入が最も多かったのは自民党幹事長の茂木敏充(もてぎとしみつ)衆院議員(栃木5区)で1億4946万円。唯一、1億円を超えた。同年10月には衆院選があり、立候補した衆院議員が資金を集め、収入を増やす傾向が見られた。
各議員が代表を務める資金管理団体と政党支部の収入を合算した。団体と支部との間で移動した資金や借入金は差し引いた。
茂木氏は21年11月、外相から党幹事長に就任。全国各地から党費・会費や寄付、政治資金パーティー収入を幅広く集め、それぞれ本県関係国会議員の中で最も多かった。総収入額は前年比で528万円増えた。
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