アイスホッケーアジアリーグは26日、横浜市のKOSE新横浜スケートセンターほかで3試合を行い、HC栃木日光アイスバックスは延長戦の末に横浜を4-3で下した。連敗を2で止め、通算14勝9敗、順位は3位のまま。

 バックスは先制パンチに成功。第1ピリオド(P)1分18秒、リバウンドをコントロールしたFW鈴木雄大(すずきゆうた)が得点。1分後には敵陣のフェースオフから波状攻撃を仕掛け、FW古橋真来(ふるはしまくる)が追加点を挙げた。

 1点を返されて迎えた第2Pは13分57秒に左サイドを連係で崩され、宇都宮市出身の松渕雄太(まつぶちゆうた)に決められて同点に。第3Pは5分51秒にゴール裏から回り込まれて勝ち越しを許した。GK福藤豊(ふくふじゆたか)の好セーブ直後の12分51秒、FW寺尾勇利(てらおゆうり)のミドルシュートで追い付いた。3対3で行う延長戦は冒頭から、パックを保持するとGKを下げて4人攻撃を仕掛ける戦術で優位に立ち、3分35秒、寺尾のシュートを古橋がコースを変えて決着を付けた。

 次戦は27日午後2時から、同会場で同カードを行う。