得点を挙げ喜ぶバックスのFW出口=KOSE新横浜スケートセンター(チーム提供)

 アイスホッケーアジアリーグは27日、横浜市のKOSE新横浜スケートセンターほかで3試合を行い、HC栃木日光アイスバックスは今季最多タイの得点を挙げ、6-1で横浜に快勝した。2連勝で通算15勝9敗、順位は3位のまま。

 バックスは第1ピリオド1分48秒、敵陣のフェースオフからの展開でFW大椋舞人(おおむくまいと)が先制。その後も攻勢を続け、シュート数も23-5と大きく上回りながら追加点は奪えなかった。

 第2ピリオドは開始直後、パワープレー中に逆襲され1点を献上。しかし5分22秒、リバウンドパックを伊藤俊之(いとうとしゆき)が足で横パスし、FW古橋真来(ふるはしまくる)が押し込んで勝ち越し。さらに8分50秒にFW寺尾勇利(てらおゆうり)が個人技で追加点。終了間際にはFW出口圭太(でぐちけいた)のミドルシュートでリードを広げた。

 第3ピリオドは11分2秒、左サイドをドリブル突破した寺尾からのパスを古橋が決め、終了間際にはパワープレー中に大椋のミドルシュートで突き放した。

 次戦は12月3日午後2時から、日光霧降アイスアリーナで横浜と対戦する。