対話集会でれいわ新選組への支持を訴える山本代表=27日夜、宇都宮市

 れいわ新選組の山本太郎(やまもとたろう)代表は27日夜、宇都宮市内で行われた同党主催の対話集会に出席し、来春の統一地方選について「(県内で)4、5人公募に応募している。今後公認を出すか検討したい」と述べ、本県での候補者擁立に意欲を示した。

 山本氏は政府や自民党の経済政策について「法人税を減税する一方で消費増税を続け、一部の人に富が集まる社会になった」と厳しく批判。長引く不況や新型コロナウイルス禍、物価高が重なる中、「この難局は個人の努力ではどうにもできない。今国が行うべきは、徹底した財政出動、現金給付や消費税廃止だ」と述べ、党への支持を訴えた。