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快勝してファンの応援に応えるバックスの選手たち=4日午後4時10分、日光霧降アイスアリーナ

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは4日、日光市所野の日光霧降アイスアリーナで「100%とちぎ愛 下野新聞スペシャルマッチデー」として横浜戦を行い、5-1で快勝した。連勝を4に伸ばし、順位も2位に浮上した。

 年内最終戦となったこの日は1016人のファンが応援に駆け付け、チームカラーのオレンジに染まった会場が熱気に包まれた。

 試合は第1ピリオドは一進一退の展開で1-1。第2ピリオドはFW鈴木健斗(すずきけんと)の2ゴールなどで3得点。第3ピリオドはFW寺尾勇利(てらおゆうり)が加点して勝ち切った。

 試合後に今年を締めくくるセレモニーが行われ、サッカー解説者としても有名なセルジオ越後(えちご)シニアディレクターは「ワールドカップ中でも霧降に来られた。(全日本選手権の)長野も行きます」と会場を和ませ、「サッカーを応援するのもいいけどバックスを忘れないで」とあいさつし、大きな拍手が沸き起こった。藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督は「プレーオフ圏内だがこれで満足していない。年明けにはさらに強くなったバックスを見せる」と決意を語った。