第1ピリオド6分、バックスのFW清水(右)が混戦から先制点を決める

 アイスホッケーアジアリーグは4日、日光霧降アイスアリーナほかで2試合を行い、「下野新聞スペシャルマッチデー」を戦ったHC栃木日光アイスバックスは横浜に5-1で快勝し、年内最終戦を白星で飾った。4連勝で通算17勝9敗とし、順位は2位に浮上した。

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 連日の快勝劇に、観戦したファンたちは気持ちよく会場を後にした。HC栃木日光アイスバックスの藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督も「ファンの皆さんに勝利を届けることが一番の目標だった」と真っ先に結果を評価した。

 だが指揮官の表情はさえない。内容を見れば課題が口を突く。「立ち上がりが悪かった」。前日の反省点を改善できず、「残念だった」とこぼした。