黄ぶなや餃子、カクテル、ジャズなどをあしらった市のご当地ナンバープレートのデザイン

 原付きバイクなどを対象にした宇都宮市のご当地ナンバープレートのデザインがこのほど決定した。黄ぶなやギョーザ、ジャズなど「宇都宮の魅力」をあしらった。来年3月8日に交付を始める予定。

 デザインは、文星芸術大と宇都宮メディア・アーツ専門学校が考案した4点の中から市民の投票で選出された。

 採用されたのは、投票総数2068票のうち約半数の1006票を獲得した同大2年加澤(かざわ)くるみさん(20)の作品。黄ぶなやギョーザ、ジャズ、カクテル、イチョウ、サツキと、宇都宮らしい要素を詰め込んだ。サクソホーンが奏でる音楽を音符とともに波のように描き、黄ぶななどがあふれ出る活気あるデザインとなっている。

 ご当地ナンバープレートの対象車種は、市が登録できる125cc以下のバイクやオートバイ、50cc以下のミニカー、農耕車などの小型特殊自動車。従来のナンバーからも交換可能で、1台につき1回は無償。交換の際、新規登録の手続きが必要。

 市税制課は「郷土に愛着が湧き、市の魅力発信にもなるので、多くの市民に付けてほしい」としている。(問)同課028・632・2205。