危険車両による交通事故を防ごうと、栃木、茨城の両県警は8日、合同で小山、茨城県結城、古河の3市の国道を中心に積載物の重量制限超過の取り締まりを行った。
両県警の交通指導課員や交通機動隊員など計約130人が午前9時ごろから、白バイや覆面パトカー、茨城県警航空隊のヘリコプターで新4号国道と国道50号、国道4号を中心に巡回。過積載の疑いがある車両を小山署や結城署などに誘導し、車両の重量を測定した。
栃木県警交通指導課の田島嘉之(たじまよしゆき)課長補佐(43)は「過積載は、停車時の制動距離が伸びるなど重大な事故につながる可能性がある」と指摘。茨城県警交通指導課の高橋昭義(たかはしあきよし)理事官(52)は「今後も両県警で連携し、県境エリア一帯の治安維持に努めたい」と話した。