とちぎ未来大使に委嘱された水沼選手(左)=8日午前、県庁

 競泳の水沼尚輝(みずぬまなおき)選手(25)=真岡市出身、新潟医療福祉大職員=が8日、本県の魅力をPRする「とちぎ未来大使」に任命され、福田富一(ふくだとみかず)知事から委嘱状を受け取った。とちぎ未来大使は本年度18人目、全体では375人目。

 県庁で行われた委嘱式で、水沼選手は「生まれ故郷の役に立ててうれしく思う。新潟を拠点としているのでSNS(会員制交流サイト)などを駆使しながら、県と真岡市をアピールしたい」と語った。

 100メートルバタフライで優勝を飾った栃木国体と4日のジャパン・オープンについても触れ、「皆さんのおかげで優勝をつかめた。パリ五輪に向けて頑張っていくので引き続き応援をお願いします」と地元の応援にも感謝した。