下野市薬師寺の国指定史跡下野薬師寺跡の西側に廂(ひさし)を持つ掘立柱(ほったてばしら)建物跡があることが9日までに、市教委の調査で分かった。同寺建立に関わった下毛野古麻呂(しもつけのこまろ)を輩出した下毛野一族の邸宅の可能性が高いとみられる。市教委は11日、現地説明会を開く。
今回調査したのは、同寺西側に広がる「落内遺跡」内の約520平方メートル。掘立柱建物跡1棟、堀立柱塀跡1列、竪穴建物跡5棟、溝跡2条などを確認した。
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