福田知事(右端)を表敬訪問した栃木SCの橋本社長(左端)ら=県庁

 サッカーJ2栃木SCの橋本大輔(はしもとだいすけ)社長、時崎悠(ときさきゆう)監督、MF佐藤祥(さとうしょう)の3人が9日、県庁を訪れ、福田富一(ふくだとみかず)知事に今季の成績を報告した。

 新たに時崎監督が就任した今季、開幕戦で8年ぶりに白星を挙げたが、その後は厳しい戦いを余儀なくされた。得点が低迷する中、堅守で踏ん張り17位でシーズンを終えた。

 時崎監督は今季7試合あった試合終了間際の失点に触れ、「全て監督の責任で胸の痛いゴール。同じ事を繰り返さないように来季へ準備を進めていきたい」ときっぱり。福田知事は「期待しています」と激励した。

 また歓談の中で福田知事は「栃木SCの活躍が中高生たちの底上げにもつながる」とエール。時崎監督は「ファンの皆さんがスタジアムに行くのを楽しみにしてもらえるような戦いを目指したい」と2年目の巻き返しを誓った。