立憲民主党県連幹事の渡辺典喜(わたなべのりよし)氏(39)=宇都宮市江曽島町=は13日、県庁記者クラブで記者会見し、来春の県議選宇都宮市・上三川町選挙区(定数13)に無所属で立候補することを正式表明した。
渡辺氏は直近2回の衆院選に栃木1区から出馬。立民公認で臨んだ昨年10月の衆院選は次点で落選した。渡辺氏は「一日も早く県民のために働きたいという思いが強まった」と県議選への出馬理由を語った。空き家活用や緊急医療体制の充実などを政策に掲げ「現場感とスピード感のある県政を目指したい」と強調した。
無所属での出馬については「党派を問わず地域の信頼を得られるよう注力したいと考えた」と説明。立民の党籍は残し、当選後は民主市民クラブ入りを希望している。立民県連の松井正一(まついしょういち)幹事長も同席した。