清水頭取(右)からトロフィーなどを贈られた小林さん(左)と黒崎さん=宇都宮市

 第17回全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」栃木大会(足利銀行主催)が11日、宇都宮市桜4丁目の足銀本店で開かれ、県内の14チーム27人が金融や経済に関する知識を競い合った。優勝は矢板東高2年の黒崎心宝(くろざきみほ)さん(17)、小林奈央(こばやしなお)さん(17)のチーム「レッセフェール」で、同校の優勝は2013年大会以来2度目。

 早押し問題と筆記問題を勝ち抜いた上位6チームが、決勝ラウンドで競い合った。

 矢板東高の2人は、来年2月に開催される全国大会への切符を手にした。昨年は3位だった2人は「お互いを補完し合い、目指していた全国大会出場がかなってうれしい」とコメント。足銀の清水和幸(しみずかずゆき)頭取は「各チームの頑張りでかなりの混戦だった。金融について知り、豊かな人生を送ってほしい」と総括した。