デモンストレーションで気球を立ち上げる関係者ら

   熱気球がさまざまな競技を繰り広げる熱気球ホンダグランプリ最終戦「栃木市・渡良瀬バルーンレース2022」が16日、同市藤岡渡良瀬運動公園をメイン会場に開幕したが、風の影響で競技飛行が中止となった。

 午前6時50分ごろ、全国から集まった29チームが気球の風船部分の「球皮」を地面に広げて飛行準備を始めたが、風が吹き始めたため中止が決まった。だが、気球を立ち上げ、観客を楽しませるチームもあった。

 17、18日は午前6時50分から競技飛行が行われる予定。17日には渡良瀬遊水地のレジャースポーツなどを紹介する「渡良瀬遊水地フェスティバル」が開かれるほか、夜には花火と気球のコラボレーションが楽しめる「バルーンイリュージョン」が3年ぶりに行われる。