洗剤の効果的な使用法を学ぶ県職員=16日午後、県庁

 家事に積極的に励む県の男性職員で構成する「県庁KAJIDAN(カジダン)クラブ」は16日、県庁で家事講座を開き、20〜50代のメンバーや家事に興味のある職員ら約20人が参加した。

 花王グループカスタマーマーケティングの東條亜希子(とうじょうあきこ)さん、高木和(たかぎわ)かよ子(こ)さんが講師を務め、リビングやキッチン、風呂、トイレなど場所ごとに適した掃除方法や手洗い、消毒の仕方などを伝授した。

 東條さんらは「適“剤”適所で、油汚れや水あかなど汚れにあった洗剤を使い、接触機会の多い物ほどこまめに掃除しましょう」と呼びかけ、汚れを落としやすくする工夫も教えた。

 経済流通課の毛塚隆弘(けづかたかひろ)さん(53)は「特に風呂の掃除方法が参考になった。これからも妻と一緒に家事に取り組みたい」と話した。

 同クラブは10月に発足し、これまでにメンバーによる座談会を実施。今後は家事の時短につながるアイデアや便利グッズなどをメンバー間で募り、本年度内に県民向けのガイドブックを作成する。