アイスホッケーの日本一を決める第90回全日本選手権大会第3日は17日、長野市ビッグハットで準決勝2試合を行い、HC栃木日光アイスバックスは延長戦の末、東北に4-5で競り負けた。
バックスは前日に負傷したFW寺尾勇利(てらおゆうり)を欠いたラインアップ。第1ピリオド(P)開始直後、左フェースオフからFW鈴木健斗(すずきけんと)が先制。しかし15分20秒に追い付かれ、キルプレー中の16分30秒に勝ち越しを許した。
さらに第2P4分55秒にも失点。攻撃はなかなか決定機にまで持ち込めず、第3P8分30秒に4失点目を喫した。3点を追うバックスは11分39秒にFW出口圭太(でぐちけいた)の得点で反撃。終盤に仕掛けた6人攻撃でFW鈴木雄大(すずきゆうた)が2得点し追い付いたが、サドンデス方式の延長戦で力尽きた。
前回覇者ひがし北海道は1-1からゲームウイニングショット戦の末、RE北海道を下した。
大会最終日は18日、同会場で午後3時からRE北海道-バックスの3位決定戦、午後6時半からひがし北海道-東北の決勝を行う。