栃木GBのトライアウトで30メートルダッシュに臨む元ヤクルト中山(左)=鹿窪運動公園野球場

 野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスは17日、茨城県結城市の鹿窪運動公園野球場で選手獲得のためのトライアウトを行った。元ヤクルトの外野手中山翔太(なかやましょうた)(26)をはじめ16人が参加し、持ち味をアピールした。

 日本野球機構(NPB)の元選手や独立リーグ経験者、大学生、社会人などを対象に実施。本県関係では今季、栃木GBを退団し自由契約となっていた内野手の和気悠飛(わきゆうと)(19)=矢板中央高出=らが参加した。

 野手は30メートル走やスイングスピード測定のほか、ノックで守備力を試された。投手は野手組の打撃投手として3分間ずつ投げ込んだ。唯一の元NPB選手で、今季1軍出場がなく戦力外となった中山は、内、外野の守備で強肩を披露していた。