佐藤市長(右から2人目)に受賞報告した宇賀神会長(同3人目)ら

 自社ブランド「かぬま里山わいん」を製造・販売する鹿沼市下奈良部町の宇賀神緑販が手がける白ワイン「里山の輝き シャルドネ」が、第58回ジャパン・フード・セレクションで最高賞のグランプリを受賞した。市役所で20日、受賞報告が行われた。

 同セレクションは、日本フードアナリスト協会(東京都)が主催する食品評価制度。2014年から毎月選定を行い、これまでに49件がグランプリを受賞している。

 「里山の輝き シャルドネ」は国産ワインで高品質、適度な酸味と穏やかな甘みの軽快な飲み口であることなどが高く評価された。

 この日は、同社の宇賀神喜一会長(73)らが市役所を訪れ佐藤信市長に報告した。宇賀神会長は「ブドウ栽培と醸造に力を入れてきたことが評価され素直にうれしい。社員が熱心に研究、開発に取り組んできた結果」と喜びを語った。