野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(GB)は21日、小山市の小山ベースボールビレッジで新入団選手の記者会見を開き、宇都宮短大付高の中村拓馬(なかむらたくま)、作新学院大の嶋田航(しまだわたる)両投手ら7人が意気込みを語った。
入団したのは投手4人、野手3人。会見ではシーズンに向けた抱負を色紙に書き、1人ずつ披露した。宇都宮市出身の中村は「NPB入団」と書き、「一日一日を無駄にせず練習に励んでいく」と宣言。奪三振、完投能力を強みに挙げ「三振を取っていく姿、気持ちで負けないところを見てもらいたい。年間3桁の奪三振を取りたい」と目標を掲げた。
嶋田は埼玉県出身。埼玉栄高から同大に入り主戦としてプレーした。182センチから投げ下ろす角度のある直球が武器で「しっかり投げ込めれば打者を押さえ込めるはず。勝負していきたい」と意気込みを語った。
栃木GBの選手はコーチ兼任を含め23人となった。会見に出席した寺内崇幸(てらうちたかゆき)監督は「また気持ちが新たになった。選手たちが意気揚々とプレーし、たくさんのファンを魅了してくれると信じている」。藪下和弘(やぶしたかずひろ)球団代表は「しっかり練習し、NPBにいけるよう精進してくれると確信している」と期待を寄せた。