スタミナ炒め定食

店の前に立つ吉森保さん(右)と妻の由紀子さん

スタミナ炒め定食 店の前に立つ吉森保さん(右)と妻の由紀子さん

 店主吉森保(よしもりたもつ)さん(67)と妻由紀子(ゆきこ)さん(53)が営む中華料理店。豊富なメニューの中でも、スタミナ炒め定食(千円)は多くの常連客に愛されている。

 豚肉とタマネギ、ニラ、ニンニクにしょうゆなどを加えて炒め、千切りキャベツを添える。そして丼に盛った白飯、サラダ、おしんこ。さらに半ラーメンが付く。鶏がらと豚骨をだしにした昔ながらの味でスープの代わりだ。

 しっかりとした味付けの炒め物と、さっぱりとした半ラーメンのバランスが良い。小食の記者でも残さず食べられるが、食後はおなかが少し苦しくなった。

 保さんは20歳の頃、叔父が営んでいたそば店「やまよし」の名前を継ぎ、中華料理店を開業した。スタミナ炒め定食は、その当時からある。「自分が食べて満足できる量で作っている」と話す。

 22年ほど前に現在の場所へ移転。50種類以上のメニューがあり、平日限定の日替わりランチ(700円)も提供している。保さんは「お客さんの提案で作ったメニューもある。アットホームなお店を心がけている」と話している。

 ▼メモ 小山市西城南1の32の22。午前11時~午後2時、午後5~9時。月曜定休(祝日の場合は翌日)。(問)0285・27・9945。