第75回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)第2日は24日、東京都の東京体育館ほかで男女の1、2回戦36試合を行い、本県の宇都宮工は1回戦で能代科学技術(秋田、2年連続)に103-75で快勝した。宇都宮工の2回戦進出は3年連続。
宇都宮工は立ち上がりから激しい守備で流れをつくり石岡薫(いしおかかおる)の速攻などで第1クオーター(Q)を28-16とリード。しかし、第2Qで相手のシュートが決まり始めると、ファウルもかさんで差を縮められ50-49で前半を折り返した。
それでも第3Qは粘りの守備で失点を抑え、フリースローや新井建(あらいたける)のゴール下などでリードを拡大。第4Qも豊富な運動量を維持しながら大谷鴻太(おおたにこうた)、エース鈴木淳平(すずきじゅんぺい)の連続3点シュートで一気に畳み掛け勝負を決めた。
宇都宮工の2回戦は25日午後2時から同所で豊見城(沖縄、2年ぶり4度目)と対戦する。