熱々の鉄板に乗って運ばれてきた厚切りの豚バラ肉。幅20センチほどの肉を自分でハサミでカットする。ニンニク、キムチ、豆モヤシ、辛ネギ、自家製みそ「サムジャ」を載せ、サニーレタスで包んでパクリ。野菜のシャキシャキ感と脂の甘みが一体となって押し寄せる。辛さはかなり控えめで後味は意外とすっきりしている。
人気メニュー「みや美豚のサムギョプサル」(1080円)には、こだわりが詰まっている。豚肉は、甘みが強くて柔らかい宇都宮のブランド豚「みや美豚」を使用。「サムジャ」は、みそや唐辛子などを独自の配合で合わせ、肉に合うまろなかな味わいに仕上げたという。
「日韓料理」を掲げ、日本人の口に合う韓国料理を中心に提供している。両国の食材を融合させた「韓国のりちくわ天」(450円)などのオリジナルメニューも豊富だ。
JR宇都宮駅西口から近い場所柄、客層は若者から近隣のサラリーマン、出張客など幅広い。「韓国焼酎や日本酒も珍しい物がそろっています」と木村智美(きむらともみ)店長。次は飲みに来よう。
◆メモ 宇都宮市大通り3の3の4▽営業時間 午前11時半~午後2時半、同6~11時▽定休日 日曜▽(問)028・666・4480