第3クオーター9分、宇工の大谷(左)がルーズボールに懸命に食らいつく=東京体育館

 第75回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)第4日は26日、東京都の東京体育館で男子の3回戦と女子の準々決勝を行い、本県男子の宇都宮工は3回戦で今夏の全国総体3位の中部大一(愛知)に77-117で敗れ8強入りはならなかった。

 宇都宮工は序盤から相手に先行される中、精度の高いフリースローなどで得点を重ね第1クオーター(Q)を17-24。第2Qは石岡薫(いしおかかおる)のゴール下などで得点したが、相手の攻勢の前に25-48とリードを広げられた。

 第3Qは石川晃希(いしかわこうき)のゴール下へのアタックや大谷鴻太(おおたにこうた)の3本の3点シュートなどで食らい付き50-88。第4Qも鈴木淳平(すずきじゅんぺい)の4本の3点シュートや新井建(あらいたける)の得点などで追いすがったが点差は縮まらなかった。