ノーサイドの笛が鳴り、肩を落とす国学栃木フィフティーン=花園ラグビー場

前半24分、国学栃木のCTB山田(右)が先制のトライを決める=花園ラグビー場

ノーサイドの笛が鳴り、肩を落とす国学栃木フィフティーン=花園ラグビー場 前半24分、国学栃木のCTB山田(右)が先制のトライを決める=花園ラグビー場

 第102回全国高校ラグビー大会第4日は1日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で3回戦8試合を行った。前回大会準優勝でBシードの国学院栃木(23大会連続28度目)は、前回大会王者で同じBシードの東海大大阪仰星(4大会連続22度目)に7-22で敗れ、準々決勝進出を逃した。

 試合の前半は両チーム一歩も譲らない展開が続いたが、前半24分、国学院栃木は細かいパスワークからWTB島崎聖弥が22メートルラインの内側まで攻め込むと、パスを受けたCTB山田壮が先制トライを決めた。しかし、後半は10分にトライを奪われ7-8と逆転されると、その後は反則から相手に好機を与えさらに失点。攻撃でも相手の激しいプレッシャーの前に屈した。