【高根沢】帰省者の多い正月休みに実施する「二十歳の集い」が3日、石末の町民ホールで行われた。華やかな晴れ着姿など197人が参加し、門出を祝った。
阿久津、北高根沢の両中卒業生6人で組織する実行委員会が主催し、「飛躍郷愁」のテーマで行った。
式典では、委員長を務めた大学2年遠藤碧(えんどうあおい)さん(19)が「コロナの影響で当たり前の生活の大切さに気づかされた。自分の言葉や言動に責任を持ち、周囲への感謝を忘れず、さまざまなことにチャレンジしていきましょう」とあいさつ。 加藤公博(かとうきみひろ)町長は「東日本大震災や新型コロナの行動制限など、ストレスの多い日々を送ってきていると思う。経験を大きな生きる力に変え、地域や日本を支えてほしい」と祝辞を述べた。
続いて、中学時代のスライドショー上映や恩師への花束贈呈などを実施。式典終了後には記念撮影などで、旧交を温めた。