第1セット、相手のスパイクをブロックする足大付の荒井(左)と岩岡

 バレーボールの第75回全日本高校選手権大会は4日開幕、東京体育館で男女1回戦を行い、栃木県女子代表の宇都宮中央女・宇都宮中央(56年ぶり4度目)は秋田県代表の秋田令和(12年ぶり7度目)に2-0で勝って、女子の県勢としては6年ぶりに初戦を突破した。男子の足利大付(4年連続42度目)は岩手県代表の一関修紅(2年連続14度目)にストレートで敗れた。

 昨年を超える8強以上へ挑んだ足利大付の戦いは、本来の力を見せることなく初戦で幕を閉じた。「やりたいことができなかった」。新井房巳(あらいふさみ)監督は冷静に敗戦を受け止めた。