【那須塩原】那須塩原署は「110番の日」の10日、湯本塩原のスキー場「ハンターマウンテン塩原」で、適正な110番通報とウインタースポーツのレジャー事故防止を呼びかける広報活動を実施した。
降りしきる雪の中、同署員と市職員計19人がエントランスモール前で来場客にポケットティッシュなどを配りながら、110番は緊急通報であることや、日時や場所など通報時の状況を伝えるためのポイントを伝えた。また、昨年10月から運用開始した、通報時にスマートフォンなどから映像や画像などを送信できる「110番映像通報システム」の周知も行った。
その後、数人の署員がゲレンデを滑り、スキーヤーやスノーボーダーにスキー場での事故や路面凍結による乗用車のスリップなどの事故防止へ注意喚起した。
同署地域課の大貫潤(おおぬきじゅん)課長(40)は「通報する際は、必要性の有無を十分に考慮してから110番するようお願いしたい」と話した。