多くのファンが詰め掛けた下野新聞社冠試合のブレックス-仙台戦

 プロバスケットボールBリーグ・B1の宇都宮ブレックス-仙台戦が11日、下野新聞社冠試合「100%とちぎ愛 下野新聞スペシャルゲーム」として宇都宮市のブレックスアリーナ宇都宮で行われた。2903人の観衆の後押しを受けてブレックスは仙台に62-55で勝った。

 今季のブレックスの通算成績は12勝16敗。黒星が先行しているものの、シーズンの折り返しを迎えたこの日の試合にも多くのファンが詰めかけた。

 芳賀町、会社員小松大悟(こまつだいご)さん(52)は「点差が開いてもはらはらする試合でもいい。勝ってほしい」と勝利を願った。

 ブレックスは前半からリードを奪い、試合を優位に進めながら勝ち切った。ゴール下の激しい攻防や迫力のある守備には会場が大きく沸いた。

 宇都宮市、パート従業員女性(52)は「頑張っている姿は伝わってくる。チームが少しでもプラスの方向に進めるように応援したい」と今後に期待した。